プログラム入門書を見てきた
「もしもプログラムを触ったことがない女子大生がソフトハウスに入社したら」
男子大生でもいいです。
そういう知識ゼロの人が部署に配属されるコトもあるわけで、そんな時どうやってプログラムの教育をしたら良いかなと考えました。
ある程度組めるようになれば、簡単なトコから組ませて経験値を積ませられるわけだが、まったくの初心者の場合、そうも言ってられないわけです。
んで、時間を取らせないでやらせるには
・本をやらせる
・イーラーニング
・研修に行かせる
・ネット見て覚えせる
・気合で何とかしろ
とか色々あるのだけど、今回は1つめのパターンで。
とりあえず、見てきた中で良さげだったのがこれ!
- 作者: 星野香保子
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2009/12/22
- メディア: 大型本
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特徴としてはこんなとこかな。
完全な初心者でも、やりやすいと思う。
反面、少しでもプログラムをかじった人には物足りないハズ。
入門書をチェックする場合のポイント
- 誰にとっての入門書か
この本と、CプログラマのためのJavaだとターゲットが全く違う。
- 内容が多岐に渡りすぎていないか
その言語で出来ることを色々と盛り込んでいる本はNG。
PHPだと、データベース・認証・フレームワークあたりが盛り込まれている本が多い。
- CUI以外のアプリを作れること
コマンド対話式のアプリ作っても、その先が想像出来無い。
初心者でもその先が想像できる題材として「WEB」「ゲーム」「スマホアプリ」「Windowsアプリオ」あたりがいいと思います。
そうすると、PHPとC#くらいしか無いんですけどね。
入門用の言語
うちではPHPは一切使っていないのです。
ほとんどC#とJava。
だけど、C#とJavaの良い入門書がなかなか見つからなかったのです。
Javaは初心者に向いていないと思う。
同じ内容でもコード量が多く必要となり、勉強の進みの足枷となる。
インスタンスの生成とかGetter/Setterとかカプセル化とかって話が入ってくる。
C#はVisualStudioのお陰で、Javaと同じ事やろうとしても、比較的簡単なハズなんだけど、、
といったところから、プログラム入門で良さげな本が見当たらなかった。
LLの比較(PHP , Ruby , Python)の比較
Ruby
乱暴に言うと、Railsアプリケーション需要がほぼ全てで、Railsはフル機能のフレームワーク。
なので、Rubyから始めようと思うと、フレームワークの仕様とかデータベースの知識が必須だったりする。
あと、ユーザ層の影響もあると思うんだけど、プログラム入門者向けの本が少ない。
Python
本が殆ど無い。
PHP
シェアが高いだけあって本の発行数が圧倒的に多い。
なので初心者向けの本が豊富で、良書も多々。
競争原理重要。
ただし、みんなデータベースを使いたがったり、プログラムの基礎が重要視されてない本も多いので注意。
その他の言語
JavaScript
JavaScriptでDHTMLを題材に入門書を書いたら良い本が書ける気がするんだけど、見当たらなかった。
ちなみにJQuery関連書籍の繁殖力がやばい。
VB.NET
あんま興味がなくて見てなかった。
良い入門書多いかもね。
F-BASIC386
本なし。そりゃそうだ。
Basicは、ほんとに入門には良い言語だった。
App Inventor
書きながら思い出した。
初期教育用にはいいかもしれない、今度本を見てこよう。